「SUPER SHOW 9：ROAD」が話題のSUPER JUNIOR、完全体で発揮される心地よい「一体感」と「揺るぎない絆」

2023.4.2(日)

3月18・19日に埼玉・ベルーナドームにて約3年ぶりのワールドツアー「SUPER JUNIOR WORLD TOUR -SUPER SHOW 9：ROAD in JAPAN」を開催したSUPER JUNIOR。日本初パフォーマンスの新曲を含む充実のセットリストで大観衆を沸かせた一方で、デビュー19年目の"レジェンド"でありながら、今も変わらぬ仲の良さやそれが伝わるトーク＆わちゃわちゃ感は健在だ。

ステージでは、安心感この上ないパフォーマンスの一体感も含め、K-POPグループ屈指の絆を炸裂させた彼らに"E.L.F(ファン)"から歓喜の声が相次いだ。

そんな熱狂のワールドツアーを繰り広げていた昨年末には、メンバー全員が揃って人気バラエティ「アラフォー息子の成長日記」に出演。どんな企画やトークも彼らにかかれば、その場はたちまち爆笑の渦に...。「これぞSUPER JUNIOR！」と喝采を贈りたくなる爆笑シーンを連発し、本国・韓国でオンエアされた時も大きな反響を集めた。

「アラフォー息子の成長日記」は、"シングルのアラフォー芸能人"をゲストに迎えてトークを繰り広げるリアルバラエティ番組。

4月12日(水)・19日(水)にKNTVにて放送されるSUPER JUNIOR出演回は、それぞれが注文した料理の代金をメンバーの1人に払わせようとするところからスタート。ヒチョルの声かけのもと、「出さなきゃ奢る～、じゃんけんぽん♪」というリーダー・イトゥクの音頭で全員がじゃんけん(ところが、イェソンが「どうせ僕は食べないから除外して」と後から言い出し...)。このゆるい空気感も、まるでファミリーのようで心地いい。

そして、次はシンドンが持参したおもちゃを使ったゲームを繰り広げ、パーティーさながらの大盛り上がりに。全員が"個性の塊"で自我を遠慮なく放出し、互いに面白がることで爆笑が連鎖していくのがSUPER JUNIORのスタイル。スタジオで様子を見ていたソ・ジャンフンが「あの人たちは歳を重ねても、若い頃と大して差はないのね」と笑いながらコメントするが、そんな、いつまで経っても変わらない少年のような姿がたっぷりと楽しめる。

一方でダイエットをするべきか迷い中のシンドンが、メンバーたちに「体重を減らした方がいい？太った方がいい？」と直球の質問を投げかけて相談する場面も。「兄さん(シンドン)が今痩せればキャラクターを失いそう」と心配するドンヘに対して、リョウクは「骨が太いからそんなに痩せない」とストレートな物言いで笑いを誘う。

さらにシンドンが準備した"ボール引きトーク"では一人ずつボールに書かれた質問に回答。ところがSUPER JUNIORの力でここまで来たメンバーは？」や「思ったより女性に人気がないメンバーは？」などキワドイ内容に笑顔がひきつるメンバーたち。

思わぬ暴露に傷つくメンバーが続出すると、突如として"拗ねたらSUPER JUNIOR脱退"のルールが飛び出し、トークはさらにヒートアップしていく。お互いを知り尽くした間柄だからこその"ケミ"が爆発する様子は、本当に楽しくて、いつまでも眺めていたい光景だ。

デビュー19年目の"レジェンドグループ"であり、メンバー全員が"アラフォー"になっても、変わらないファミリーのような空気感――彼らの卓越したバラエティ力から繰り出されるトークを純粋に楽しむもよし、波乱に満ちた年月を共に歩んできたからこその"絆"を感じるもよし。本物のエンターテイナーとしてトップをひた走るSUPER JUNIORの"完全体"としての魅力を改めて体感してみてはいかがだろうか？

文＝川倉由起子

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