パク・ソジュンやイ・ドンウクとの親密なシーンも...韓流トップ女優ハン・ヒョジュの抜群の「ヒロイン力」を実感させられる映画「ビューティー・インサイド」
2025.4.14(月)

日韓のキャスト&スタッフで制作するNetflixシリーズ「匿名の恋人たち」の世界配信が10月に控えるハン・ヒョジュ。小栗旬や赤西仁ら、日本人キャストとの共演が早くも話題を呼んでいるが、今年2月に38歳となり芸歴20年のキャリアを誇る彼女の出演作は実に多彩。
中でも"毎日姿の変わる男"を相手に一風変わったロマンスを繰り広げ、国内外で高い評価を得た主演映画「ビューティー・インサイド」(2015年)は、その抜群の"ヒロイン力"が十二分に発揮されている必見作だ。

(C) 2015 NEXT ENTERTAINMENT WORLD. All Rights Reserved.

(C) 2015 NEXT ENTERTAINMENT WORLD. All Rights Reserved.
本作の原案は、2013年カンヌ国際広告祭グランプリを受賞して話題になった40分ほどのソーシャル・フィルム「The Beauty Inside」。物語の軸となるのは、ハン・ヒョジュ演じる美しい女性"ホン・イス"ではなく、彼女が心惹かれる相手、家具デザイナーのキム・ウジンだ。
ウジンには秘密があり、18歳の時から目覚めるたびに、年齢や性別、人種を問わず外見が変わってしまうという"不思議な身体"で生きてきた。その秘密を知っているのは、母(ムン・スク)と親友のサンベク(イ・ドンフィ)だけ。できるだけ他者との交流を避けてきたウジンが、ある時、アンティーク家具屋で働くイスにひと目惚れしたことから、物語は動き出す。
彼女にふさわしい"見た目"になる日を待って、遂にデートに誘い、(変身せずにいるため徹夜して)ロマンティックな3日間を過ごすのだが、睡魔には勝てずに眠りに落ちると、また別の顔に...。そんなウジンの葛藤と、毎日姿が変わる彼の愛を受け止めようとするイスの"唯一無二の恋模様"が紡がれていく。
■パク・ソジュン、イ・ドンウク...韓国映画初出演の上野樹里も!実に"123人"が繋ぐウジン役の豪華キャスティング

(C) 2015 NEXT ENTERTAINMENT WORLD. All Rights Reserved.
本作の"主人公"にあたるウジンは毎日、別人。パク・ソジュンやソ・ガンジュン、イ・ドンウク、ユ・ヨンソクといった主演級イケメン俳優から、キム・ヒウォンらベテラン勢、パク・シネ、チョン・ウヒ、コ・アソンら女性陣に、果ては本作が韓国映画初出演となった上野樹里まで...オーディションに参加した者を含めて123人の俳優たちが、バトンをつなぐように"ウジン"という人物を作り上げていく。これだけの顔ぶれがそろえば、どのシーンでどの俳優がウジンとして登場するか、その楽しさも格別だ。

(C) 2015 NEXT ENTERTAINMENT WORLD. All Rights Reserved.

(C) 2015 NEXT ENTERTAINMENT WORLD. All Rights Reserved.

(C) 2015 NEXT ENTERTAINMENT WORLD. All Rights Reserved.

(C) 2015 NEXT ENTERTAINMENT WORLD. All Rights Reserved.

(C) 2015 NEXT ENTERTAINMENT WORLD. All Rights Reserved.

(C) 2015 NEXT ENTERTAINMENT WORLD. All Rights Reserved.
■「春のワルツ」でブレイク!デビューから20年を迎えるハン・ヒョジュの華麗なキャリアとは?

(C) 2015 NEXT ENTERTAINMENT WORLD. All Rights Reserved.
あまりにも多様な"ウジン"の愛を一身に受け止めるのが、本作のもう一人の主人公・イス役のヒョジュ。近年では初の母親役に挑んだ「ムービング」(2023年)や、残忍な悪役キャラを怪演した映画「毒戦 BELIEVER 2」(2023年)など清純なイメージを覆す役柄が続いているが、ブレイクのきっかけはユン・ソクホ監督の四季シリーズ最終章「春のワルツ」(2006年)のヒロイン・ウニョン。その後も、明るく正義感あふれる主人公を演じた「トンイ」(2010年)など、好感度抜群のヒロインを演じてきた。
そんなヒョジュが28歳の時に公開された「ビューティー・インサイド」は、彼女のしなやかさや、どこか儚げなイメージが存分に発揮された美しいロマンスだ。

(C) 2015 NEXT ENTERTAINMENT WORLD. All Rights Reserved.
ヒョジュ演じるイスは、日によって違うウジンと絶妙なケミを作り出す。彼女にひと目惚れしたウジン(イ・ボムス)の目に映った、女神のような清らかさ。初めてデートに誘ったウジン(パク・ソジュン)との、運命を予感させる親密さ。すべてを打ち明けたウジン(上野樹里)との、もう一度恐る恐る近づいていく距離感...。

(C) 2015 NEXT ENTERTAINMENT WORLD. All Rights Reserved.
パーティでウジン(イ・ジヌク)と輝く美男美女ぶりを見せつけたと思えば、ウジン(イ・ドンウク)に不安な胸のうちを吐き出す場面も...。そして、"ウジン・リレー"のアンカーを務めるユ・ヨンソクと見せる愛のかたちまで...。多彩なウジン役俳優たちとのケミはもちろん、こんなにも外見が変わるウジンを毎日受け止めて愛することのしんどさまでも、その涼しげな表情に忍ばせる。

(C) 2015 NEXT ENTERTAINMENT WORLD. All Rights Reserved.
設定がファンタジックでも、ウジンとイスの愛と葛藤はリアル。約20年にわたり韓国のトップ女優として輝き続けるヒョジュの説得力に魅せられ、イスの葛藤とその奥にある愛情に胸打たれる珠玉のロマンスだ。
文=酒寄美智子
放送情報【スカパー!】
ビューティー・インサイド
放送日時:2025年4月17日(木)21:00~
チャンネル:フジテレビTWO ドラマ・アニメ
※放送スケジュールは変更になる場合があります
-
竹内結子の巧みな表現力に魅了されるドラマ「ダンダリン 労働基準監督官」
提供元:HOMINIS4/18(金) -
高梨臨が「ムサシノ輪舞曲」で正門良規(Aぇ! group)と共演「とても落ち着いたタイプで大人っぽい印象の方です」
提供元:HOMINIS4/18(金) -
ユー・シューシン(虞書欣)が「蒼蘭訣」の制作陣と再タッグ!ディン・ユーシー(丁禹兮)の「好感度マイナス200%」からの逆転愛にもじれキュン...
提供元:HOMINIS4/17(木) -
永作博美と西島秀俊が描き出した愛憎渦巻く濃密なヒューマンサスペンス「ドラマW 蛇のひと」
提供元:HOMINIS4/17(木) -
アレン・レン(任嘉倫)とシュー・ジェンシー(徐正溪)との対峙に胸が高鳴る...時代劇美男の競演が話題を呼んだ刺激的な大人の三角関係
提供元:HOMINIS4/17(木)